庭仕事ときどき読書 ― はるかの庭

アクセスカウンタ

zoom RSS ピレネー旅行記(3) − ボイ渓谷の教会群

<<   作成日時 : 2018/06/13 21:46   >>

ナイス ブログ気持玉 9 / トラックバック 0 / コメント 0

画像

■3日目
この日はアンドラ・ラ・ペリャのホテルを出て、スペインに入り、ボイ渓谷の教会群を見た後、モリエレス渓谷のハイキング、その後ヴィエラのホテルへ。

8時50分にホテル出発、CG-1号線を南へ走り、スペインとの国境へ向かう。
20分ほどで国境の手前にあるサン・ジュリアー・デ・ロリア(Sant Julià de Lòria)のアンドラ税関に到着。
この町は標高約900mで、アンゴラでは最も低い所にある。アンドラ・ラ・ベリャからは500mも下ったことになる。

ここでバスは検査のため停車。税関係員が乗り込み、皆の顔を一瞥。検査終了かと思いきやツアー客のスーツケースの1つが抜きとり検査を受ける。
窓から見ていると、バスや貨物車は全車止められているが、乗用車は5、6台に1台が止められ、トランクヲあけて見せている。


画像

10分ほどで無事検査が終了し、スペインへ入る。
ここから道路はN-145、さらにN-260と進み再び高度を上げ始める。
そんな山中にも教会をもった小さな集落がある。

画像

さらにヘアピンカーブの急坂が続いて標高1,700m付近へ達する。

画像

峠を越えて今度はさらに屈曲に富む坂道を駆け下る。
眼下にソルト(Sort)の街並みが見える。

画像

10時15分頃ソルトに着く。この付近の標高は約700m。
ノゲーラ・パリャレサ川(Noguera Pallaresa)を渡った先にあるホテル・ペセット(Hotel Pessets)のトイレを借りる。
15分休憩して出発。

「Sort」はカタルーニア語で「幸運」の意味。人口2,000人ほどの町だが、その名のとおり、ここは宝くじがよく当たる町だとか。
クリスマスの宝くじなどでは、毎年長い行列ができて、国内で最も売り上げが多いという。
バスの中で添乗員がスペインの宝くじの仕組みなどを長々と説明していたが・・・。

画像

ソルトからもゆるやかな下り坂。30分ほどで標高約500mのPobla de Segurの町。ここで進行方向を北西にとる。
アンドラ・ラ・ベリャを出てから進行方向は南東→北西→南東→北西へと変わっている。

再び、1,200mほどの峠を越えて、12時10分頃、ポント・デ・サアート(Pont de Suert)の町を通過する。
この町の教会が変わった形をしているのに気がついて写真を撮ろうとしたが、あいにく少し前から降り出した雨でバスの窓越しからではうまく撮れなかった。1955年の建築と新しいがレンガと花崗岩の2つの材料しか使われていない建物。

画像

5分ほど走って、L-500号線に入る。この先は両側が切り立った崖に挟まれたボイ渓谷、その名のもととなったポイ村を経て、12時30分頃タウル村に到着。タウル村の標高は1,500m。

アンドラ・ラ・ペリャからここまで約158km、3時間40分、距離の割には山道続きで長旅になった。(旅行会社の「旅のしおり」の予定時間は2時間30分、前日配布の添乗員の予定表では3時間半)。

画像

駐車場から少し歩いて昼食のレストラン・ファイへ。
家族経営のレストランで、昼食のメインはうずら料理。この地域の名物料理らしいが、ウズラが丸ごと出てくる。

画像

昼食後、サント・クリメント教会の見学へ。
ボイ渓谷(Vall de Boí)と呼ばれるこの一帯は初期ロマネスク様式の教会群が密集していることで知られている。
ヨーロッパの中でもロマネスク様式の集まった地域を構成していることで、9つの教会群が「ボイ渓谷のロマネスク様式教会群」として2000年にユネスコの世界遺産に登録された。

ロマネスク様式とは11-12世紀にヨーロッパ各地に見られた建築や美術の様式。建築の特徴は石造の厚い壁、小さな窓、半円アーチなど。教会や修道院の建築様式として発展した。

画像

サント・クリメント教会は、1123年の建築。教会群の中では最大で最も保存状態が良い建物だという。

教会は3つの身廊を持ち、端に半円状の後陣がある。南東部にはアーチ状の窓がついている6階建ての鐘楼がある。
ロマネスク美術の傑作とされるキリストのフレスコ画は、現在は国立カタルーニャ美術館に収蔵されているという。

画像

見学もでき、鐘楼にも登れるというので行ってみると、14時から昼休みになるのでダメだと受付の老女性。まだ15分ほどあるというのにガンとして入れてくれないと、先に訪ねたツアー客の一人が嘆いている。
こんなことなら、先に教会見学をし、昼食は後にすればよかったのに・・・。
まったくふざけているとしか言えない旅行会社の段取りの悪さ。

画像

タウル村にはもう一つ世界遺産に登録された教会がある。
サンタ・マリア教会(Santa Maria de Taüll)は、サント・クリメント教会と同じ1123年に建築された。
サント・クリメント教会とは集落を挟んで反対側にある。
3つの身廊を持ちそれぞれの端に後陣があるというが、ここは遠望しただけ。

画像

結局、14時に、タウル村を後にし、来た道を10分ほど戻りボイ村のサント・ジュアン教会(Sant Joan de Boí)でカメラ・ストップ。

画像

ポイ村の入口に位置しているこの教会は身廊がやはり3つある。鐘楼は道路と反対の南側に立っている。
ここの壁画も国立カタルーニャ美術館に移されている。ここは誰もいないようで中へは入れず外から眺めただけ。

せっかく遠路はるばる来たのに、ちらちらと眺めただけのボイ渓谷教会群の散策(?)。
14時30分ポイ村を出発し、モリエレス渓谷に向かう。


テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 9
ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
ピレネー旅行記(3) − ボイ渓谷の教会群 庭仕事ときどき読書 ― はるかの庭/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる