ニュージーランド旅行記(1) ― クライストチャーチ

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昨年の12月8日から、㈱ワールド航空サービス(http://www.wastours.jp/)主催の「ニュージーランド大自然ハイキングの旅」9泊10日のツァーに参加した。

夫婦で海外旅行に出かけるのは実に12年ぶりのことだ。
はるかは近所の友人宅でお留守番。昨夏の北海道旅行に続いてはるかを預かっていただいた友人ご夫婦には大いに感謝。

このツアーの目玉は、
ニュージーランドの自然を満喫できる3つのハイキングコースを歩くもので、
ニュージーランドの名峰マウント・クックを一望できるフッカー谷へのハイキングと、
ミルフォード・トラックおよびルートバーン・トラックのハイライトコース
が体験できるというもの。

そのほか、クライストチャーチのプライベートガーデンの見学、ミルフォードサウンドのクルーズなどが盛り込まれており、雄大な自然景観の中をのんびり歩くことや、個人宅の庭を訪ねることができる楽しみを胸に出発した。


◇12月8日(火)

成田空港18:30発のニュージーランド航空でクライストチャーチへ 。

◇12月9日(水)

クライストチャーチ到着は10:00、時差が4時間あるので、実に11時間半の長旅だ。

空港の税関では、参加者のほとんどがスーツケースをあけて荷物チェックを受けた。
ニュージーランドでは、健康や環境に影響を及ぼしうる害虫や病原体の外国からの進入のリスクを避けるため、空港や港での検疫が厳しい。

我々がチェックされたのは生鮮食料品とハイキング用に持ち込んだ登山靴。
登山靴は出発前に添乗員などから、よく洗っておくようにとの連絡を受けていたので問題はなかったが、係官が靴の一足一足を手にとって靴の裏をチェックしていた。もし、土がついていたりすると、別室で消毒してから返してくれる。

時間のかかる入国手続きがやっと終わり、空港からバスで市内へ。


■モナ・ベイル
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市の中心から2km、エイボン河畔に19世紀末に建てられたビクトリア様式の個人邸宅を一般公開したもの。
ゆったりと流れるエイボン川、のんびり泳ぐカモを見ながら奥へ進むと、今はレストランとなっているモナ・ベイル邸があり、その奥にはバラ園が広がっている。

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色とりどりのバラが咲き乱れているバラ園、気候のせいか、花つきがすごくよい。

■ベロニカさん宅
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昼食は郊外のベロニカさん宅で手作りの料理を味わう。この日はお休みだったご主人も歓待してくださり、お部屋もみせていただいた。
一般家庭にお邪魔してこうして食事ができるのはうれしい。

■ディックさん宅
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ガーデンシティーと呼ばれるクライストチャーチ。毎年、ガーデンコンテストが開かれ、個人の美しい庭や街並みの美化を競うほどガーデニングが盛んなところだ。
このガーデンコンクールの入賞者などの園芸愛好家たちは、それぞれの個性的なプライベートガーデンを観光客にも公開している。
今回訪れたのは、コンテスト受賞の常連であるディックさん宅。

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ディックさんのお庭はたびたび日本のテレビでも放送されており、もっとも最近では、この1月3日放送の、BS日テレ「トラベリックスⅢ ニュージーランド(2)」で美しい庭が紹介されていた。
ご主人に伺ったところ、この家に住み始めて25年になるという。
大きな桜の木やシャクナゲが植えられ、池も中ほどに配置されて、日本的な感じすらする。花は苗が安く手に入るので、園芸店で苗を買って植えているとのこと。
ただ、この時期はちょうど春の庭から夏の庭への模様替えの時期で、ちょっと花が少なかったような気がする。
それでも、芝生の手入れが行き届き、雑草が1本も見当たらないのは見事だ。


■ブリッグスさん宅
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ブリッグスさんもコンテスト受賞の常連で、郊外の閑静な住宅街の一角にある。
バラ、フクシア、ベゴニアを中心にさまざまの花で庭作りがされており、とくに、:建物左手はフクシアで回廊が作られていて目を引く。

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クライストチャーチでは住宅街のいたるところで、道路に面して建物の前面に庭が作られており、それぞれの家が思い思いに赤や黄色のバラを中心にさまざまの花木や草花で庭を飾っている。
これらの街並みを見ていると、この街の人々の花を愛する心、街を美しくしたいという願いが街中にあふれているように感じられた。花が好きな人たちが住んでいる街は本当にいいなと思う。

画像■大聖堂

街の中心にあるヘリテージホテルにチェックイン後、隣接のクライストチャーチ大聖堂を見学。

クライストチャーチの街はこの大聖堂を中心に広がっており、広場を前にして、高さ63m、ゴシック様式の大聖堂がそびえ、街のランドマークになっている。
外壁が修理中で、一部にブルーシートがかけられていたが、内部は多くのステンドグラスや彫刻品で飾られており、落ち着いた雰囲気だ。

この日はちょうどクリスマスツリーを設置していたところで、夜にはこのツリーに明かりがつけられていた。

画像■クライストチャーチ植物園
(http://www.ccc.govt.nz/cityleisure/parkswalkways/christchurchbotanicgardens/index.aspx)

夕食まで少し時間があったので、歩いて植物園のバラを見に行ってきた。


植物園は、大聖堂から歩いて10分ほどのところにあり、広さ30haの国内有数の規模、園内の巨木群が1863年の開園という長い歴史を感じさせる。

右手のボーダーガーデンに沿って進むと、中央に目当てのバラ園。250種類というバラがまさに満開、あふれんばかりに咲き乱れ、強い香りを放っていた。



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■夕食は、ジョージホテル内にあるシーフードレストラン「ペスカトーレ」
エイボン川とハグレー公園が見晴らせるおしゃれなレストランで、ニュージーランドを代表するシェフの鯛料理を味わう。ニュージーランドワインもおいしい。

■追憶の橋、ヴィクトリア広場

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この時期のニュージーランドは午後10時近くまで明るさが残るので、夕食後、再び街の散策に出る。
中心街は碁盤目状に街並みが広がるので、迷うことはない。
ホテルを出て、コロンボ通りから追憶の橋に向かう。

追憶の橋は、第1次世界大戦当時、戦場へと向かう兵士たちが家族や友人に見送られながらここにあった橋を渡って駅までの道を行進したという。現在の橋は、戦場で亡くなった兵士を追悼して1923年に造られたもの。

画像エイボン川に沿って北へ散歩道を歩くと、ヴィクトリア広場に着く。広場にはヴィクトリア女王の像と探検家キャプテン・クックの像が立ち、ライトアップされている。
ここから、ホテルまでは大聖堂を経て5分ほどだ。

■火事騒ぎ
ホテルへ戻って、部屋で着替えをしようとしていたら、、非常ベルがなり、「火災発生、非常口から避難してください」の非常放送。
急いで6階の部屋から階段で下まで降りると、すでに消防自動車が到着している。
しかし、火の気は感じられない。しばらくすると、誤報だとのことで一件落着。夜10時過ぎ、寝込む前でよかったが、ニュージーランド到着初日からドキリとするできごとだ。

(つづく)



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ニュージーランド旅行記一覧
(1)クライストチャーチ
(2)テカボ湖からマウント・クックへ http://urara-y.at.webry.info/201001/article_5.html
(3)フッカー谷ハイキング http://urara-y.at.webry.info/201001/article_6.html
(4)クイーンズタウンからテ・アナウまて゛ http://urara-y.at.webry.info/201001/article_7.html
(5)ミルフォード・トラック日帰りハイキング http://urara-y.at.webry.info/201001/article_8.html
(6)ミルフォード・ロード http://urara-y.at.webry.info/201001/article_9.html
(7)ミルフォード・サウンド http://urara-y.at.webry.info/201001/article_10.html
(8)キーサミット・ハイキング http://urara-y.at.webry.info/201001/article_11.html
(9)クイーンズランドからオークランドへ http://urara-y.at.webry.info/201002/article_1.html
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この記事へのコメント

かりな
2010年01月20日 16:11

すごい素敵なお写真ばかりで…私が行った同じツアーとは思えません!
実はまた月曜日から同じツアーに行くことになりました。帰国したらまたご報告しま~す♪
2010年01月20日 22:53
今晩は。11時間からの時差で、南半球へ。もう春から夏への時期なのですね。バラなどお庭が素晴らしいです。どうすればこのような生活ができるのでしょう。広くて手入れの行き届いた庭。なかなか、真似の出来るものではないですね。溜息です。
2010年01月20日 23:17
ツアーご苦労様です。
私たちよりも後に旅行された方が、天候に恵まれて山もすごくきれいだったといっていました。くやしーい。
今度は晴れますように。。。
2010年01月22日 11:47
ニュージーランドの人たちは、すべてのことにゆとりを持って生活しているように思います。
そうした気持ちの余裕が、花を愛する心、庭づくりを楽しむ心につながるのではないでしょうか。
2012年12月11日 22:45
ざっと過去の旅行記の見出しだけ見させていただきましたが、どうやら大自然がお好きなようですね!
自分も大自然が大好きで、スイスや北欧、ニュージーランドなどに行きました

ニュージーランドは今年の夏前に行き、なんだか共通の思いがあるようで嬉しくなりました

自分のブログアップもあり、なかなか素早く見る事ができませんが、少しづつ見させていただきますね~
萌音
2014年05月18日 06:52
こんにちは。クライストチャーチのブログを読んでたらコチラのブログに辿り着きました。写真が綺麗でお洒落なブログですね。羨ましいです。
2014年05月18日 18:12
こんにちは
ありがとうございます。
クライストチャーチはどこへ行っても花があふれています。住んでいる方がだれもがお花好きなのでしょう。

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