アンズの花が満開

4月も半ばを迎えて、「はるかの庭」ではようやくアンズの花が満開。

先日、切り花にしたアンズが暖房のきいた部屋の中で咲いたが、それから10日ほど遅れての開花だった。

庭のアンズは「平和」と「信州大実」の2種。
「平和」は大正時代に長野県埴科郡(現:千曲市)のアンズ園で発見され、第一次世界大戦の終結を記念して名づけられた。
酸味が強いので果実は主に加工用として利用される。

「信州大実」は1980年に登録された品種。果実が「平和」より大きく、生食・加工用として栽培されている。

昨年は実がついたものの、収穫するまでに落ちてしまったのか、野鳥に食べられてしまったのか、気がついたときには何もなし、という状況。
今年は花付きもいいので、たくさんの収穫を期待しているのだが・・・。

地上に目を移すと、クリスマスローズが咲きそろっている。

名古屋の庭では、こぼれ種から数えきれないほどの苗が発芽している。これを育てては「はるかの庭」に移植して数を増やしたもので、その成果が出て見ごたえあるクリスマスローズの庭になってきた。

もっと品種を増やしたい気もするが、本来なら12月ごろに咲くニゲル種が「はるかの庭」では、オリエンタリスとほぼ同時期に開花するので、今の2種類だけでも十分と言える。

春の遅い「はるかの庭」ではチューリップはまだ蕾も出ていない。その他の春の花もようやく苗を植え付け終わったところだ。
畑もやっとジャガイモを植えたばかり、ダイコンもこれからタネまき。
庭仕事もこれからが本番だ。
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